区議会報告 No.68

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むとう有子の議会一般質問 9/14

 教育委員会閉会後の傍聴者発言の復活を

むとう


 月末の定例会閉会後に行われていた傍聴者発言は、区民が直接、教育委員に自由な意見を伝える場、教育委員にとっては、傍聴に来る教育熱心な区民の意見を聴く貴重な場であったが、行政運営への区民参加手続きの整備を理由に、今年4月に廃止された。傍聴する区民の方々から、廃止は納得できないとの意見が寄せられている。傍聴者発言を復活せよ。

教育長

 傍聴者の意見は用紙記入提出により聴取しているので、傍聴者発言の復活は考えていない。

 教科書採択協議を公開せよ

むとう


 教科書採択の流れは、教育委員会の下に選定調査委員会を設置し、その傘下に調査研究会を置き、その調査結果を教育委員会に報告し、その報告を基に教育委員が協議、決定する。中野区での教科書採択は、採択が行われる日の前日まで非公開だ。選定調査委員会や調査研究会は23区すべて非公開だが、選定調査委員会の報告を受ける段階から公開の場で採択協議を行う区が5区ある。採択の透明性を高めるため中野区でも調査委員会の報告を受ける段階から公開せよ。

教育長

 審議過程の公正を期するため現在の運用に努める。

 教育委員の職責を全うせよ

むとう


 元オリンピックマラソン選手の増田明美さんが教育委員に就任したが、会議にほとんど出席していない。就任の際、特段の配慮や条件があったのか。

区長

 特段の配慮はないが、会議に欠かさず出席することだけが役割ではない。

 お泊りデイサービスの実態把握と改善策を

むとう


 区内19のデイサービス事業所が、介護保険の対象外で高齢者の宿泊事業を実施。宿泊専用の部屋がなく、夜間の職員数や防火設備が不充分な中で、自力での避難が困難な高齢者が多く利用している実態がある。介護保険適用施設不足による待機者や、経済的理由から安価な受け皿としてお泊りデイは年々増加。劣悪な状況改善に向け国の指針や都の基準があるが、罰則規定や抜き打ち調査が無いため、基準を遵守しない事業者が存在する。介護保険外の民民契約とはいえ、放置してよいはずはない。
 高齢者の人権と尊厳を守るため、高齢者虐待防止の観点からの実態把握と改善策を求める。

 

★質問時間切れで答弁無し。
(むとうの質問時間は答弁を含め15分間)



*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、一定例会1人あるいは2人です。むとうの放映予定は来年6月頃です。

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