区議会報告  No.80

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 実りの秋、

   区民の声を実らせよう






           写真提供・加藤洋子さん

 巨峰、秋刀魚、薩摩芋、栗、梨、柿と食し、残すは松茸、口に入るやら……。美味しさを感じ、食べることができる健康な体に感謝です。

 さて、「免震装置不正」「医学部入試不正」「銀行不正融資」「食品不正 表示」「政務活動費不正受給」等々、日本社会をリードする人たちによる様々な不正事件が後を絶たず、「公正としての正義」とはと、秋の夜長に深考する日々です。

 最近、「新区長はどうですか?」と聞かれることがしばしばあります。「もう少し長い目で見ないと何とも言えません」と答えています。新聞報道でご存知かと思いますが、「中野サンプラザは記憶・形・名前の3つのDNAを継承する」つまり、前区長の計画通りの解体方針を新区長が表明しました。区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議に区長が議論を依頼しておきながら、結果を待たずに結論を出してしまったことに疑問を感じました。また、旧中野刑務所正門(平和の門)の保存については、門を残すと平和の森小学校新校舎建設に支障があると言わんばかりのイメージ図面を区民に示し、両立の議論を阻む意図を感じました。公正な議論の場の保証が重要です。

 区民の声が実るよう、あきらめずに頑張ります。

むとう有子


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