むとう有子の予算総括質疑より (2021年度予算について) 3/2 |
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●予算編成方針に反する予算 | |
むとう |
昨年9月に区長が各部長に出した予算編成方針には、@一般財源は、今年度より約92億円の減収見込み。A財政調整基金は取り崩しを前提とせず、真に必要なサービスの実施に基金活用を図る。さらに企画部長がB20%削減した要求限度額を通知。 |
区長 |
方針を踏まえた予算で、持続可能な区政運営を行うための予算だ。 |
●区長車の廃止 | |
むとう |
昨年9月の決算総括質疑で、前区長が4期16年間で区長車を廃止したことで約1億4千万円削減したことを指摘し、年間経費約1千万円の区長車廃止を求めたが、合理的なので活用するとの答弁だった。財政難の中、議長車の予算化見送りに触発され、区長車の予算化をやめたのか。 |
区長 |
自ら判断し取りやめた。 |
むとう |
区長車及び議長車の廃止を評価する。 |
●全額区負担の東北復興大祭典なかのの見直しを | |
むとう |
東日本大震災から10年。震災と津波、原発事故の記憶を風化させてはならない。復興大祭典開催の目的は、被災地支援、防災意識向上、震災記憶風化防止だが、お祭り感が強く、10年間で約8千万円支出し、財政難の中、来年度予算額は約1千6百万円。任意の実行委員会主催であるのに、財政面は区が100%負担しているのは問題ではないか。 |
総務課長 |
自主財源を募っていく方向で、検討している。 |
むとう |
楽しく賑わうお祭りではなく、静かに祈る新たな祭典も検討するべきだ。 |
●コロナワクチン予防接種健康被害救済制度の適正化を | |
むとう | 国が健康被害を認定した場合、死亡は遺族に約4千万円、1級の障害は年額約505万円を支給。.コロナワクチン副反応は未知のため、因果関係の認定は高いハードル。救済制度の申請受付と給付実務は区が担う。因果関係が適正に認定されるよう責任ある申請受付の実施を求めるがいかがか。 |
接種担当課長 | 被害者に寄り添い丁寧な受付を行う。 |
●景観計画策定について | |
むとう | 2013年に景観計画策定予定だったが、未策定。22年度以降の策定予定が示されたが、雑多な建物の林立が進む中、今更どのような景観を創造したいのか。 |
都市計画課長 | 安全・快適・資源を生かした町並みの創出。 |
2021年度 一般会計予算 3/11 | ||||||||||
むとうは反対しました 予算額約1472億円と過去2位の高額予算で、財政的危機意識が感じられない。 地域開放型学校図書館は、4月に開設する3館を検証し次を検討するはずだったが、検証不能の段階で4館目の図書購入費の予算化や、存在していないテレワークシステムのランニングコストを予算化するなど執行できない予算を含み、指摘が無ければ説明しない不誠実な予算であり、むとうは反対しました。 なお、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険特別会計についても反対しました。
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