暑さ厳しい中、マスク生活が鬱陶しさを助長しています。長いコロナ禍でこの国は、国民の命を守るという力と意志が欠如していると、多くの国民が気づいています。
世界最高レベルと自負していた医療体制は感染が少し広がっただけで崩壊の危機となり、先進国で最下位のPCR検査数、国産ワクチンや治療薬の開発の遅れ、生活を脅かされている人たちへの現金給付の手際の悪さ、空港での水際作戦の欠陥等々。
秋には衆院解散、総選挙です。五輪より命と暮らしを守るという強い意志を持った政府を創りたいものです。
さて、東京都議会選挙(中野区の投票率43%)が終わりました。議会の役割は行政をチェックすることですが、その役割を勘違いし、選挙中に「私たちが知事を支えます」と力説する政党が議席数を減らし、どの政党も過半数を取れず、議会の力関係に変化をもたらしたことは、有権者の賢い選択だったと思います。
中野区議会は、自民+公明でも立憲+共産でも過半数を取れないため、議会が民主的で健全な議論の場になりつつあると感じています。
これからも区民の皆様から頂いたご意見を、丁寧に議会に区政に届けてまいります。
むとう有子
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