■中野区議会では２年ごとに、議会人事を変更するための臨時会を開きます。議長と副議長の選挙、各委員会の委員の選任と委員長・副委員長の互選、議会選出監査委員の同意を行います。
　これらの人事は、臨時会以前に交渉団体代表者会（５人以上の議員が所属する会派･非公開）で協議し、その結果が区議会事務局から無所属議員に報告されます。つまり、交渉がまとまるまで無所属議員は蚊帳の外です。
　今回は、無所属議員に副委員長と付属機関･法人等の委員が復活し、公平な人事の兆しが感じられました。

■むとうは、区民委員会（消費生活･ 戸籍･区税･国民健康保険･後期高齢者医療･産業振興･文化･環境･清掃等）と中野駅周辺整備･西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会に所属しました。

■議長（自民）と副議長（立憲）が選出されました。本来は、公開の議で立候補し意見を述べ、選挙するべきと考え、むとうは適任と思える方に一票を投じてきました。
　今回は、票が多少ばらけ、民主的な議長･副議長選出への一歩と期待します。

■監査委員２名（自民･公明）が区長から提案され、賛成多数で同意されました。
　議会と監査委員の監視機能の役割分担の観点から、2017年、地方自治法の一部が改正され、条例を定めれば議員から監査委員を選任しないことができるようになりました。
　むとうも以前から議員選出監査委員は廃止すべきと考えていたので、むとうは同意に反対しました。