撮影者:野呂恵子さん |
新年のごあいさつ |
なにもなく 明けたればこそ めでたけれ 昨年は、長期化するコロナ生活の中で、行動を控えながらも、議員活動は手を抜かず、せねばならないことに専念し、何事もなく元気に暮らせたことに感謝いたしております。 さて、中野駅周辺では、下段のように高層ビル化のまちづくりが進められています。 市街地再開発事業は、土地・住居を持つ住民の合意をとり、高層ビルを建設し、住民には住居がビル内に確保され、それ以外の部屋は新規住居などとして売却されて、デベロッパー(企画・開発事業を行う企業)が利潤を得るという構造です。 新築高層マンションに住みたいと思う地権者には嬉しい話ですが、この地でこの家で住み続けたいと思っている地権者にとっては迷惑な話です。 区役所・サンプラザの跡地(下図の4)には、都庁より高い250メートルの超高層ビルが建つ予定です。過密な町で、高層化による空間の確保は必要なことなのかもしれませんが、モンスーン気候・地震多発地帯の東京・中野には、緑に囲まれた低層建物の小さなまちづくりを夢に描くのは私だけでしょうか。 皆様のご多幸と無病息災を心よりお祈りいたします。 むとう有子
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