むとうは反対しました
中野4丁目14から16までを囲町東地区とし、17から20までを囲町西地区として、市街地再開発事業(土地・住居を持つ住民の合意をとり、高層ビルを建設し、住民の住居がビル内に確保され、それ以外の部屋は新規住居などとして売却され、開発事業を行う企業が利潤を得るという開発手法)を区が進めています。
2025年度工事完了を目指し先行する東地区では、住民の合意形成のあり方に課題を残したまま、既に住民は退去し取り壊しが進んでいます。
2027年度事業完了を目指して後続する西地区では、土地・住居を持つ住民の合意がまだ不十分にもかかわらず、囲町地区整備計画で定める区域に西地区を追加し、建築物の用途の制限・敷地面積の最低限度(1千平方メートル以上)・壁面の位置の制限を行うための条例改正です。
西地区では、建築敷地面積は約6千2百平方メートル、延べ面積約5万6千平方メートル、高さは90メートルを上限とし、住宅約490戸を整備する計画です。高層マンションに住みたいと思う地権者には嬉しい話ですが、この地でこの家で住み続けたいと思っている地権者にとっては迷惑な話です。
合意形成が図れないまま、条例改正をするのは時期尚早と考え、むとうは反対しました。
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