区議会報告 No.96

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 むとう有子の議会一般質問より 9/14


プラスチックごみの資源循環を
むとう

プラスチックは、安くて軽くて便利とされ、生活にあふれているが、きちんと処理されずに捨てられると、川から海に流出し、半永久的に分解されず、生態系に大きな影響を及ぼす。遅ればせながら日本でも「プラスチック資源循環促進等法」を今年4月に施行。中野区では、容器包装プラは分別収集し再商品化を図っているが、それ以外の製品プラは、可燃ごみとして焼却している。法施行により、容器包装プラ以外の製品プラも再商品化の仕組みが作られた。
製品プラの回収方法や排出予測量、再利用方法や経費負担等、どう取り組むのか。

環境部長 容器包装プラと製品プラとの一括回収を検討。量は年900トン程度と想定。国の指定法人を活用する容器包装リサイクルルートにより容器包装リサイクル協会が委託する再商品化事業者の再利用方法となる。経費は自治体負担だが、拡大生産者責任で事業者負担を国に要望する。
むとう 製造者責任を追求することで、使い捨てプラスチック製品を減らすことが重要だ。

清掃職員に作業効率を高める安全で快適な作業着を
むとう

今夏は、過去最多の猛暑日が続く炎天下で、ごみの収集作業が行われていた。今夏から、派遣職員に脇の下から腰に掛けてのメッシュや背中に熱を逃す切り込みがない厚地の作業服と蛍光黄色ラインチョッキを貸与した。同じ労働にもかかわらず、派遣職員の作業着を常勤職員より低品質のものにし、常勤職員が作業上危険だとしてやめたチョッキを着用させたのは、差別的な対応ではないか。

環境部長

作業服の納品に5か月を要するため、市販品を貸与したが、今後は発注方法を工夫し、区職員と同じものにできるか検討する。

むとう 来夏は、常勤職員、派遣職員共に、他区で貸与している扇風機のついた空調服の採用を検討しては
環境部長 機能性、安全性を検証していきたい。
むとう 清掃事業の区移管から23年。当時約240人いた職員が、現在122人。大規模災害に備え採用するとし、やっと8月、清掃職員2名の初募集。次年度以降の長期的な採用計画は。
総務部長 欠員に応じ採用する予定だが、計画は未定。
   
学習支援事業の拡充を
むとう 算数での躓きが顕著になる小学校3年生への支援と、高校卒業までの支援を。
区長 少人数・教科指導充実に任期付短時間勤務職員を増員し、低学年からの体制強化をする。しいの木塾を利用した高校生の実態把握を行う。

*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、むとうの放映順番は2023年2月頃の予定です。
*区議会HPで本会議一般質問等を録画配信しています。

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