むとう有子の議会一般質問より 2/15 | |
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ボトムアップの政治を | |
むとう |
国が決めたことであっても、区民の暮らしに照らして、良くないことは国へ押し返す力が自治体には必要であり、首長が力を合わせて、議員や市民と共に政策を創り上げ、国を動かす力を持つことが重要。だから私は24年間、安易な妥協はせず、国が決め自治体に降りてきた議案であっても、一人で反対することもあった。同性婚の法制化が遅れている中で、国に先駆け既に中野区を含め255自治体がパートナーシップ制度を制定。これこそがボトムアップの政治だ。 |
区長 | 地域から発信する区政を進めていく。 |
保育の質の向上を目指し、保育士の配置基準の改善を | |
むとう | 保育士が園児を逆さづりにする、下着姿で食事をさせる、狭い倉庫に閉じ込める、布団を巻き付ける、顔に落書きをする、暴言を吐く等の不適切保育が全国各地で発覚。中野区ではいかがか。 |
子ども教育部長 | 年間数件あり、注意指導を行っている。 |
むとう | 不適切保育を防ぐには保育士の配置基準(1人の保育士が0歳児3人、1・2歳児6人、3歳児20人、4・5歳児30人)の改善が急務。 文京区では、国の基準人数を超える保育士を確保した私立認可保育所等に、加配職員分の人件費の2分の1を補助する独自事業を実施し、きめ細やかな保育の成果があり、2023年度は3億8千万円を予算化。これもボトムアップの政治だ。 保育士加配促進事業の実施を検討しては。 |
子ども教育部長 | 研究する。 |
清掃事業における感染症対策を | |
むとう | 清掃車はごみを圧縮して収集するため、袋が破裂し、職員や通行人に飛沫感染の危険がある。便が付着したオムツ等は特に注意が必要だが、清掃事務所は保健所から、クラスター発生老人ホーム等の情報提供を拒まれたと聞く。 感染情報があれば、作業員は防水スーツ、長靴、ゴム手袋、ゴーグルを着用し、ごみ袋の表面をあらかじめ消毒する等の対応のうえ収集できる。 コロナ禍の課題を整理し、清掃事務所と保健所が連携した対策の構築を。 |
環境部長 | 区民の衛生環境維持に、清掃業務における感染症対策は不可欠。庁内各部署で連携し、対策を講じる。 |
* 区議会ホームページで本会議一般質問等の録画を配信中。 |